PJLコンテスト@ホワイトロックミュージックテント

日記

それではちょっと7/20のコンテストの話を。
実はあの日、リハは出演順とまるっきり逆でトップバッター。
始まったのは何と朝7時過ぎでした!
眠かったー!
一旦帰って仮眠して13時半ぐらいに会場に戻ったんだけど、そのときはすでにほぼ満席状態!
去年は確か最初の方は空いてたからなあ、全然雰囲気が違ったので驚きました。
さっそくmiuhさんに声をかけてもらってうちわを渡しましたっけ。(ありがとうございました!)
トップの「地下室とシャンパン」と、2番手の工藤拓人トリオは絶対聴こうと思ってまして、どちらもしっかり楽しませてもらいましたが、混雑した会場の熱気と音の渦でちょっと気分が悪くなり、その後は出番直前までずーっと外でリフレッシュしていました。
演奏前にリーダーと司会の西さんと3人でMCの打ち合わせをしたのですが、彼女どこから仕入れたのかなあ、うちのリーダーのトークがおもしろいという噂を聞いたらしく、しきりにそこを強調しようとするんですよ。
リーダー本人は「すべる話」をするつもりだったようだし、私もリーダーが普通にしゃべったら間違いなく「すべる」と確信していたので、その妙な前評判に驚きました。
が、
西さんと来たら、こちらがお願いをしても「いいえ、トークのことについてはぜひお話しさせてもらいます。ハードル、上げて行きますから!」とやけに楽しそうにいじわるなこと言うんですよね!
案の定、演奏前のMCでは何か言ってました、「リーダーのトークが○○…」と。
実際はどうだったのかな、リーダーが何を言ってたのかあんまり覚えてないや。
ウケてたんでしょうか…???
バンド名を紹介されてステージに上がると、会場はもうすっかり「あったまった」状態になってまして。声援がすごいのね!
我々の前のJakarta Midnight Bandさんがさんざん盛り上げてくれたのでその余波だと思ってましたが、どうだったんでしょう?
いよいよラストということで、それだけでも皆さんグッとテンション上がったかな?
ステージから見た客席はちょっと暗くて人の顔はよく見えないんだけど、そこここで例のうちわがパタパタしてるんですよね。
あれには励まされたなあ。
緊張するかと思ったけど意外とそうでもなかったのは、きっとあのうちわと、皆さんの大きな声援のお陰ですね。
ありがとうございました!


【Photo by T. Kubo】

1曲目は”Tumbleweed (Michael Brecker)”。
マイケルブレッカーの遺作CDからリーダーが選曲したものですが、ジャズロック的なリズムがドラム佐藤のテイストにぴったりです。
そのまま続けて2曲目”Third Wind (Pat Metheny / Lyle Mays)。
これね、実は結構大変だったんですよ、アレンジが。
何せパットメセニーグループといえば、メンバーはいつも6人ぐらい。
そのうち2人は楽器を3つ4つ持ち替えて演奏しますし、ライルメイズもキーボードを何台もとっかえひっかえ弾きますから、その音の厚みはもう尋常じゃありません。
ギター中心のフュージョンサウンドを、電気楽器なしで、しかも曲の雰囲気を損なわないように演奏するのは、ちょっとした挑戦なんですよね。
どうなんだろ、サックスのカルテットで”Third Wind”やってるバンドってほかにあるのかな?
一度YouTubeにでも動画をアップして、メセニー先生から直接コメントもらってみたいもんだ!
演奏終了直後の声援は、かつて経験したことがないぐらい、うーん、ありきたりの表現だけど「すごかった」。
背筋がざわざわっと来ましたから。
カナダにはもう一歩届かなかったけど、あの大きなステージに立てて、しかも大トリで、あんな声援をいただけて、もうそれだけで充分幸せです。
性格も異性の好みも(?)全く違う4人なんだけど、いざ音を合わせると大きな力になる。
あらためて、ジャズっていいなあ、うちのバンドいいなあ、としみじみ感じたのでした。
これからもがんばりますので、皆さん引き続き応援よろしくお願いします!!!

コメント

  1. CA より:

    TumbleweedもThird Windも最高でした!「挑戦」は、大成功だったのではないでしょうか。原曲の雰囲気もそのまま生きていて、且つSuper-sqdらしさも出ていましたね。また会場をめいっぱい盛り上げるような熱い演奏でした。
    2曲だけで足りるだろうかと思っていましたが、一曲一曲が聴き応え十分で、贅沢な気分にさえなりました。メリハリもあり、「そう来たか!」と思うようなところもあり、とにかく飽きないです。トークはすべっても、演奏は絶対すべりませんね。いえいえ、トークもすべってませんでしたよ(「すべる話」ちょっと期待していたのですが)。和み系の語り口が何とも絶妙でした。
    本当にトリに相応しいすばらしいパフォーマンスでした。
    ところで、編曲者の実力を見込んでのお願いですが、いつかFirst Circleの方もぜひ・・・。

  2. annen より:

    すばらしいコメント、ありがとうございます!
    そうですね、いつかは”First Circle”も!!!
    その際にはあの「6+5=11」の変則手拍子、よろしくお願いしますね!

  3. tommy より:

    気の利いたコメントじゃなくて申し訳ないのですが、、、
    私も寒気がしたくらい盛り上がっててびっくり&嬉しかったです!
    優勝者の発表の時なんかも、もしかして???って思ったらゾクゾク、また寒気…
    本当に素敵な演奏でしたよ!
    リーダーのトークはいつもクスクスわらってしまいます。。
    ゲラゲラじゃなくてクスクス 笑
    演奏とのギャップがいいんですかね??笑
    4人の写真がすごくすごく素敵です!!!
    雰囲気もとてもいいですね!!
    何かに使えそうですね!」

  4. tommy より:

    気の利いたコメントじゃなくて申し訳ないのですが、、、
    私も寒気がしたくらい盛り上がっててびっくり&嬉しかったです!
    優勝者の発表の時なんかも、もしかして???って思ったらゾクゾク、また寒気…
    本当に素敵な演奏でしたよ!
    リーダーのトークはいつもクスクスわらってしまいます。。
    ゲラゲラじゃなくてクスクス 笑
    演奏とのギャップがいいんですかね??笑
    4人の写真がすごくすごく素敵です!!!
    雰囲気もとてもいいですね!!
    何かに使えそうですね!

  5. miuh より:

    Jakartaさんのステージは確かに楽しく盛り上がりました。
    こんなに盛り上がってこのあとどうなるの?と思っていたら皆さんの演奏がその倍、盛り上がってるじゃないですか。
    なんて人気なのでしょう!(改めて感動)
    Third Windのアレンジは凄いです。(その他もですが)
    Pat Methenyの曲がこんなにかっこよく生まれ変わるなんて☆最初に芸森で聴いた時からそのビート感に引き込まれました。
    まだファン初心者ですけどこれからもどんな演奏を聴かせてもらえるのか楽しみです。
    リーダーさんのお話。。。そうなんです。演奏とのギャップがたまらなく良いんですよ^^

  6. annen より:

    うん、リーダーのトーク。
    ありゃ、天性のものだな。
    そう、「クスクス」って感じね…。
    決して「爆笑」にはならない。
    唯一(?)おもしろかったのは、ハンコック先生の”Dolphin Dance”を「いるか踊り」と紹介した、あれかな?
    Maiden Voyageというアルバムの壮大な海物語を、一瞬にして町内会の盆踊りレベルに格下げした、あのセンスは凄い!