くっちゃんジャズフェスティバル~レポート

日記

くっちゃんジャズフェスティバル2007、例年は野外ステージなのですが、今年はいろいろ事情があったらしく屋内会場でした。プログラムのトップバッターだったのですが、司会のミスタージャズこと須田さんが、リハーサルの時からいろいろと声をかけてくれたお陰で、リラックスして本番に臨めました。ありがとうございました!
演奏の細かい内容はともかく、音響や照明などの舞台効果が素晴らしく、とても気持ちよく演奏できました。我々の次に登場した函館の“BANDA CASTANA”もよかったですよ!テクニックはもちろん素晴らしかったのですが、マイクパフォーマンスも楽しく、いいステージでした。楽屋でも函館ジャズ界の大御所(?)S氏の話題でたいそう盛り上がりましたね!
演奏のあとは、外の広場で乾杯!ビールも室蘭焼き鳥もカレーも焼きそばも、みんなうまかった!あれがジャズフェスの醍醐味というものでしょう。カリスマ調律師のH氏、司会の須田さん、皆さん話題が豊富で話が尽きない、終わらない。結局グレース・マーヤさんのステージは見逃してしまいました…(ゴメンナサイ)。
雨が降ってきて会場に戻ると、ちょうどオーストラリアのシャッフルズクラブの演奏が始まったところでした。リハの時にチラッと聴いて、随分明るいバンドだなあと思ってましたが、よくよく聴くとこれがただ明るいだけじゃない!ものすごく高度なテクニックを事もなげにやってるんですよね、さすがプロです!サックス・ピアノ・ベース・ドラム、4人とも歌がうまいのにも驚きました。普段あまり使いませんが、「ゴキゲン」という言葉がぴったりの楽しい楽しいパフォーマンスでした。一見の価値あり、です!そうそう、実は今日札幌で彼らのライブがあるんですよね。ひとりでも多くの人に知ってもらいたい、そんなバンドです!
次に登場したのは、矢野沙織さん。去年のキタオン以来の再会でしたが、ショートパンツになま足ハイヒールという衣装にまずやられました!演奏ももちろんGOOD!いい音出してましたよ。とてもきれいな演奏でよかったのですが、今度会う時には、ちょっとどろどろした、「私ってホントはこんなにダークな部分もあるのよ」みたいな演奏も聴かせてもらえたらなあ…。数年後が楽しみです!
そしてピアノの後藤浩二さん、こりゃあ参りました!脱帽です。恐れ入りました。日本にもまだまだこんなうまいピアニストがいるんですね。バップフレーズが完璧なうえに、ちょこっとアウトがまた完璧。両手ユニゾンが完璧。はぁ、プロってのはこんなに凄いものか、とため息が出るばかりでした。ちなみに・・・
この演奏を聴いて自分の未熟さをあらためて痛感し、いかに俺はダメなピアニストか、ついついカミさんに愚痴ってしまいました。「しょうがないよ、むこうはプロなんだから」そんな風に慰めてもらえるかと思ったら、あらら、何と逆に活を入れられました!「練習してあのぐらいうまくなればいいじゃない!」だって!ハッと目が覚めました。はいはい、がんばりますよー!
ステージの最後は日豪セッション。シャッフルズクラブと矢野沙織カルテットのメンバーが入り交じってのセッションは、ほんとうに最高でした!最後の”The Way You Look Tonight”は特によかったなあ!ボルサリーノハットの陽気なドラムスのおじさん、彼のボーカルが実に「ゴキゲン」でした!
そんなわけで、ステージも会場の外も、とてもとても楽しいくっちゃんジャズフェスティバル。
スタッフの皆さん、お疲れさまでした!
そして、ありがとうございました!

野外ステージか屋内ステージか賛否両論あって、おそらく野外ステージを望む声は多いと思いますが、今回実際演奏してみて、これはこれでよかったと思いましたよ。何せ「サウンド」を聴くうえでは最高の環境だったのですから。どういう形であれ、このジャズフェス、これからも応援していきたいと思います。ぜひぜひ、続けてくださいね!
【ちょこっとメモ】
こんなブログ見つけました。↓
http://red.ap.teacup.com/naoyarosso/151.html
あーら、お久しぶりですNaoyaさん、倶知安にも出没してたんですね!

コメント

  1. Naoya Rosso より:

     どもです!元気でご活躍のようで何よりです♪
     こんどまた遊んでください♪よろしくっ!!

  2. annen より:

    Naoyaさん、こちらこそよろしく!
    また遊びましょう!昔を思い出して!!!

  3. CA より:

    演奏そのものも演奏する姿もアマチュアとは思えませんでした。超カッコよかったっス。